直腸がんの原因は？直腸がんの前兆や予防のポイントを解説

大腸がんの約40％を占める直腸がんは日本人の食生活が欧米化したことや、運動不足などが深く関係しているといわれています。

直腸がんは前兆がほぼないため、症状が出たころには進行しています。早期に見つけられなければ、生存率も下がるため、早期発見および早期治療が望ましい病気と言えるのです。

東京都千代田区にある秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院では、大腸カメラを活用して直腸がんの早期発見に努めています。

24時間WEB予約が可能ですので、本記事を読んで直腸がんかもしれないと思った方は一度秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院へ相談し、検査を受けてみませんか。

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直腸がんの原因は？

大腸に発生したがんを総称して大腸がんと呼びますが、この大腸がんは結腸癌と直腸がんに分類できます。

直腸がんは大腸の最後の6インチ（12.5cm）の部分に発生したがんのことで、大腸がん全体の約40％が直腸がんと言われています。

直腸がんの原因には、食生活の欧米化が深く関係しているといわれています。

これまでの日本人は食物繊維の多い穀類や野菜、とくに根菜中心の伝統的な和食を摂る習慣がありました。食物繊維や野菜、果物にはビタミンＣやカロテノイド、葉酸、フラボノイドやヨウ素などが含まれています。これらにはがん抑制作用があると考えられており、このことから、以前まで日本人の直腸がんの罹患率は低かったといわれています。

しかし、食生活が欧米化したことによって野菜や食物繊維を多く含む穀類の摂取が減り、赤身や加工肉などの肉の摂取が増えるようになりました。

ほかにも欧米の食事の多くには動物性脂肪が使われています。動物性脂肪は発がん促進作用のある二次胆汁酸の生成を高めるといわれており、これが大腸粘膜に作用して発がんのきっかけとなると考えられてます。さらに赤肉など動物性蛋白の加熱によっても発がん物質が生成されることもわかっています。

また、生活習慣も直腸がんの原因になると考えられており、具体的には運動不足や飲酒などが挙げられます。

運動をしないあるいは肥満である場合には自然と腸の動きも悪くなります。その結果、便の停滞時間が長くなり、発がん物質にさらされる時間が長くなると考えられています。

デスクワークの人に大腸がん罹患者が多いことから運動不足と直腸がんには明確な関係があるのではといわれるようになりました。

実は飲酒についてはアルコールそのものが大腸がんの原因になるという報告はありません。しかし、アルコールを多飲するにもかかわらず、野菜や魚などを食べずに、肉ばかり食べるという生活を送り続けることで、直腸がん発症のリスクを高めると考えられています。

直腸がんに前兆はあるか

直腸がんには何か前兆があるのかと気になる方もいるかもしれませんが、実は直腸がんは進行するにつれて症状が顕著に現れるため、初期はほぼ無自覚で前兆は無いに等しいといえます。そのため、初期段階では自覚症状のみで直腸がんを見つけるのは難しいでしょう。

進行してきた場合、まず見られるのが下痢や便秘や残便感、そして便に血液が混じることです。

便の血液は鮮血が多いですが、黒色である場合もあります。ほかにもがんの大きさが大きくなってくると残便感があったり、便が通常より細くなったり、形が変わったりするというのが便の特徴です。

さらに進行すると全体的な腹部不快感として腸内ガスが頻発して腹痛を伴ったり、腹部膨満したりします。

便や腹部の症状以外では食欲が落ちたり、原因不明の体重減少があったりします。

さらに症状が進むと、血便による継続的な出血によって貧血になったり、極度の疲労感を感じたりします。

しかし、これらは直腸がんでなく、ほかの病気であっても起こることがあります。

特に、血便は痔など良性の病気でも起こりやすいですし、普段便秘がちですと普段と同じ症状だからと放置されがちです。

放置されてしまうとすぐに直腸がんと診断をつけられない場合もあります。その間にがんがどんどん成長して、悪化し、気づいたときには手遅れになってしまうリスクもあるのです。

直腸がんは治せるか

直腸がんを含む大腸がんは比較的進行がゆっくりです。そのため、手術できれば治癒が期待できるがんであるともいえます。

実際に転移をしていない状態で直腸がんが見つかり、治療ができた場合の5年および10年生存率は男女ともに90％以上に上り予後も良好であるといえます。

しかし、直腸がんは進行してしまうと大腸がんの中でも最も予後が悪いといわれています。

所属リンパ節転移や直腸の近くの臓器に転移していた場合の5年生存率は男性で59％、女性 61％、10年で50％と54％と生存率は一気に下がってしまうのです。

さらに、遠隔転移をしていた場合には男女ともに1年生存率が56％、3 年生存率が20％前後、5年で11～12%および10年で7％と生存率が極めて低くなるのです

直腸がんは進行した状態で見つかると手術後の局所再発率が高かったり肺転移再発率が高かったりすることで知られています。さらに、直腸がんは進行すれば人工肛門の装着が避けられません。その結果としてADLやQOLが低下する可能性もあるのです。

また、直腸がんは進行すると転移する可能性もあります。直腸がんの転移先として多いのが肝臓や肺、腹膜、脳、骨などです。転移先によっては手術ができないこともあるため、転移をしてしまうと直腸がんを治せる可能性は格段に下がるといえるでしょう。

直腸がんを未然に防ぐには

直腸がんのリスクが高まるのは40歳以上です。ほかにも、血縁者で直腸がんに罹患したことのある方がいる場合や、結腸か直腸のポリープ、卵巣がん、子宮内膜がん、乳がんの罹患者は、直腸がんになるリスクが高いといわれています。

そのため、これらの危険因子に該当する方は、適宜検査を受けて直腸がんを早期に発見することが、早期に治療を受け、生存率を高めるためにも重要といえます。

東京都千代田区にある秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院は駅から徒歩1分という好立地にあるため、お仕事帰りや買い物帰りなどに気軽に検査を受けに行けます。

土日の検査にも対応しており、平日は仕事で忙しくて、なかなか検査が受けられないという方も検査を受けに行く時間が作れるでしょう。

内視鏡検査の専門医がすべての検査を実施するため、検査ミスが起こる可能性もかなり少ないといえ、検査症例はグループ全体で月間1,000件以上に上り、安心して任せられます。

さらに、千代田区院では千代田区で初めて大腸内視鏡画像診断支援プログラム「EndoBRAIN-EYE」を導入しており、AIの力を使い高い可能性で大腸の腫瘍を見分け、診断をつけられるようになりました。

当クリニックでは、内視鏡治療後（ポリープ切除後）の合併症に対して関連病院で24時間365日対応してますので、安心して検査を受けれます。

WEBからであれば24時間予約が可能です。また、LINEでの予約も可能なため、本記事を読んで、直腸がんが気になる方、一度検査を受けておきたい方、再診の検査機器を体験したいという方は、秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院で検査を受けてみてはいかがでしょうか。

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