はじめまして、尚視会理事長・消化器内科医の原田です。
尚視会の使命は、とにかく「大腸がんの予防と早期の発見および治療を行う」です。
大腸内視鏡検査は、皆様つらい検査とお考えでしょうが、安心して楽に検査を受けてもらえるように尚視会では、「リラックスできる空間」「清潔なトイレ」「静脈麻酔を使用した苦痛のない検査」「検査後のゆったりとした回復室」をご用意しています。
第1回特集記事 「大腸内視鏡検査は毎年受けないといけないの?」
大腸内視鏡検査の適切な検査間隔について、解説をします。
大腸の内視鏡検査を受けたことのある方で、ポリープなどを指摘されていなければ、毎年受ける必要はありません。2~3年に一度の検査でよいと思います。しかし、直近の大腸内視鏡検査でポリープを切除された方には、翌年も内視鏡検査を受けることを私はお勧めしています。正直、ポリープ切除後に、大腸内視鏡検査をどれぐらいの頻度で行った方が良いかは、内視鏡医の中でも意見が分かれるところですが、治療をしていない他の大腸粘膜からもポリープができる可能性があることを考えると、翌年にも検査を受けて頂いて、新たなポリープが無ければ、2年に1度、内視鏡検査を受けるのが理想的です。
また、大腸内視鏡の検査を受けたことのない40歳以上の方に、内視鏡検査をお勧めします。大腸癌の多くは無症状で進行し、便秘や血便などの症状が出現するのはかなりサイズが大きくなった頃のことが多くあるからです。
大腸内視鏡検査をお勧めする方
・ご親族に大腸がんの方がいる
・40歳以上で検査を受けたことが無い
・体重減少や排便異常がある
・アルコール、タバコを常用している
・1年以上前にポリープを切除した
毎年、大腸内視鏡検査をお勧めする方
・大腸がんの治療をした方
・複数のポリープ切除をした方(数個以上)
当クリニックで大腸内視鏡検査を受けられた患者様の感想:
私は、昨年友人から紹介して頂き、千住 胃と腸のクリニックさんで胃カメラ、大腸カメラ検査を受けました。
最初に、看護師さんから色々説明して頂き、下剤で腸の中を洗浄して、初めての静脈麻酔 、これがまた嘘のように秒で意識が無くなって、起きてみれば検査終了。胃カメラを飲み込む苦しさも、大腸カメラ挿入時の違和感も全く無しでした。大腸カメラではポリープを数個取ってもらいました。
医師の方々はじめ、看護師さん、受付担当、皆さん凄く感じが、良かったです。因みに、私は糖尿+高血圧で、2ヶ月に1回、採血して頂き、順調に数値も下がって来ました。紹介してもらった友人には感謝しています。
流山市在住の
佐々木紳さん52歳