いぼ痔の治療に使用するジオン注射とは?効果や注意点を解説します

「いぼ痔が痛くて、座るのがつらい」

「いぼ痔には手術しか治療方法がないの?」

いぼ痔(痔核)は、肛門にいぼ状の腫れものができた状態です。肛門の内側にできるものを内痔核、外側にできるものを外痔核と呼びます。

排便時の強いいきみや便秘から肛門部に負荷がかかり、直腸肛門部の血液循環が悪くなることで発症します。毛細血管が集合した静脈叢(じょうみゃくそう)がうっ血し、腫れ上がったものがいぼ痔です。

いぼ痔には、外用薬を塗布したり切除したりと多くの治療法があります。中でも、短期間かつ痛みが少ないのはジオン注射です。

今回は、ジオン注射の持つ効果や注意点について解説します。また、メリットやデメリットについてもお伝えしますので、治療時の参考にしてください。

痔の治療法を相談したい方は、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院へお越しください。経験豊富な医師が在籍し、患者さんの不安を払拭する治療に力を入れています。

また、健康診断や人間ドックにも対応し、大腸検査はもちろんのこと、胃や食道といった広い範囲での内視鏡検査も実施しております。

さらに、土曜日と日曜日の診療も行い、仕事や家事で平日の通院が難しい方も積極的に受け入れております。

ジオン注射(ALTA療法)とは

ジオン注射(ALTA療法)は、手術でしか完治できなかったいぼ痔を、注射だけで治せる治療法のことです。主に内痔核の治療に選択されています。

痔核に直接注射するだけの硬化療法で、手術と同程度の効果を得ることができます。また、平成17年の5月からは、医療保険適用の治療法として国から認可を受けています。

ジオン注射の主成分は、硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸(ALTA)です。

硫酸アルミニウムカリウムは、痔核に炎症や線維化を起こすことで痔核を退縮させ、脱出や出血症状を改善する働きがあります。一方で、タンニン酸には、硫酸アルミニウムカリウムの過度な炎症を抑制し、組織障害を防止する効果があります。

2つの成分が混ざることで、痔核の脱出や出血症状を改善していきます。

ジオン注射のメリット・デメリット

手術を受けなくても内痔核を治療できるジオン注射には、痛みや出血がほとんどないといったメリットがあります。

しかし、注射後に発熱や肛門の違和感といったデメリットも併せ持つため、治療の選択は慎重に行った方がいいでしょう。

メリット

ジオン注射の一番のメリットは、これまでは手術でしか取り除くことのできなかった内痔核を、注射だけで治療できるところです。 切開の必要がないため、痛みや出血がほとんどなく、患者さんの身体にかかる負担も軽減できます。

治療中や術後の出血がないため、治療後の感染リスクを大幅に抑えられるところもメリットの1つです。

さらに、注射を打つだけの治療法であるため日帰りで治療を受けられ、治療期間が短く日常生活への支障がありません。

デメリット

ジオン注射を打つと、一時的に副作用が現れることがあります。

主な副作用は、発熱や肛門の違和感、排便がしづらいといった点です。長期間続くものではありませんが、心配な方は医師に相談するといいでしょう。

また、ジオン注射の対象となるのは、いぼ痔のうち内痔核だけです。外側にできてしまった外痔核には使用できません。

さらに、妊婦や授乳中の方は受けることができません。特に、妊娠12週までは胎児の器官形成期と呼ばれ、薬剤の影響を避けるためにも施術は控えた方が良いとされています。

ジオン注射の治療の流れ

まず、ジオン注射を打つ際には、局所麻酔か仙骨硬膜外麻酔を行います。 麻酔が効いてきたことを確認してから、ジオン注射を打ちます。

なお、1回分の薬剤を分割して注入する必要があるため、1つの痔核に対して4ヵ所に局所注射する四段階注射法という方法で行います。分割する4ヶ所は、上極部粘膜下層、中央部粘膜下層、中央部粘膜固有層、下極部粘膜下層です。

注射後は、しばらくすると出血が止まります。内痔核が小さくなりますが、注射直後は違和感や軽い痛みを感じることがあります。数日で治まる症状のため、心配する必要はありません。

ジオン注射の術後における注意点

ジオン注射を受けた後は、2日くらい家でゆっくり休むのがいいでしょう。注射した部分の痛みや腫れ、熱が出たり、おしりの周りが重く感じたりすることがあるからです。また、注射で使った薬(硫酸アルミニウムカリウム)は、腎臓を通って尿と一緒に出ていくため、水分をたくさん取ることが大切です。施術の前から、水分を多めに取るよう心がけましょう。

もしも、治療後に高熱が出たり、ひどい頭痛がしたり、吐き気が続いたりといった症状が現れた場合は、すぐに医療機関に相談してください。また、ジオン注射を受けた後に別の病院で肛門の検査を受けるときは、必ず「ジオン注射を受けました」と医師に伝えてください。注射した部分が硬くなることがあり、それを別の病気と勘違いされる可能性があるためです。

いぼ痔の再発を防ぐための生活習慣

いぼ痔の再発予防には、生活習慣の改善が効果的です。

肛門周辺の血行を良くしたり、刺激のある食べ物を控えたりすることも役立ちます。

とくに、便意を我慢すると大腸の中で便が硬くなるため、痔の原因となる強いいきみや便秘を招いてしまいます。便意を我慢せずにトイレに行く習慣を身につけましょう。

毎日入浴する

いぼ痔の再発予防には、入浴が有効です。

入浴すると身体が温まり、肛門周囲の血行が良くなるためうっ血が改善されます。

また、肛門を清潔に保つことも大切です。入浴の際は、シャワーではなくぬるめの湯船にゆっくりと浸かるように心がけましょう。シャワーの温度は40度前後が適切です。股を広げて肛門にお湯が当たるようにすると、より良い効果が期待できます。

便意を我慢しない

便意を我慢すると、肛門挙筋や括約筋に力が入り、便を奥へ押し戻そうとします。すると、粘膜は今まで便から受けていた刺激には反応しなくなり、便意がなくなります。

便意がなくなったあとは、改めて排便しようとしても便意が起こらず、排便のためにより一層大きないきみをしなければなりません。また、大腸壁から水分がどんどん吸収されるため、硬便となり慢性便秘を発症することも懸念されます。

便意を我慢せずに、トイレに行く排便習慣を身に付けましょう。

アルコール・刺激物を控える

痔の予防には、食生活の改善も欠かせません。

唐辛子や胡椒、からしなどの香辛料をたくさんたべると、肛門にかかる負担が増えるため、痔の再発につながります。

また、アルコールの過剰摂取も下痢の原因になるため、肛門に負担がかかるリスクがあると言われています。完全に断つ必要はありませんが、量には注意が必要です。

いぼ痔の治療は当院へ

ジオン注射は、いぼ痔に効果的な治療方法の1つです。

治療時の負担も少ないため、長引く痛みや違和感がある方は一度検討するといいでしょう。

痔の再発を予防するためには、生活習慣改善も欠かせません。痔を治療しても、再発すると苦痛を味わうことになるため、しっかりと予防を心がけていきましょう。

ジオン注射のご相談は、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院にお任せください。

経験豊富な医師が、患者さん一人ひとりの症状に合わせた検査や治療を実施しています。女性医師が担当している時間帯がありますので、デリケートな診療も受けやすい環境です。また、女性専用の健診スペースも完備し、安心して検査を受けられます。検査時には専用のメディカルウェアを着用するため、不必要な露出を抑えられるところもポイントです。

検査および診察の申し込みは、365日24時間体制でWebから受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

電話でのご予約も9〜17時で承っています。

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