「大きないぼ痔に悩んでいるけど、なんとか治したい」
「恥ずかしくて病院になかなか行けないけど、どんな治療法があるの?」
このようにお困りの方は多いのではないでしょうか。
いぼ痔(外痔核)は、多くの人が経験する肛門の病気で、初期段階では軽い不快感やかゆみ程度で済むこともあります。
しかし、放置するといぼ痔が大きくなり、痛みや出血、さらには日常生活に支障が出るほどの症状を引き起こすことがあります。
特に、座るたびに感じる痛みや、排便時の出血は精神的にも大きな負担となります。いぼ痔の症状に悩みながらも「恥ずかしい」「怖い」という気持ちから病院に行くのをためらっている方も多いことでしょう。そこでこの記事では、いぼ痔が大きくなる原因や、放置した場合のリスク、そして効果的な治療法について詳しく解説します。
また、東京23区でいぼ痔の治療を受けるなら、北千住駅から徒歩2分にある東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院にお越しください。当院では、最先端の治療法を用い、痛みを最小限に抑えた治療を行っています。さらに、完全個室の診察室をご用意し、プライバシーにも配慮しています。女性医師も在籍しているため「男性医師の診察を受けるのが恥ずかしい」と感じる女性の患者さんでも安心です。一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。
目次
いぼ痔が大きくなる原因は?
いぼ痔が大きくなる原因はいくつかありますが、特にあてはまる方の多いものを5つ紹介します。
慢性的な便秘や下痢
便秘や下痢が長期間続くと、排便時にいきむことで過度の力が肛門にかかります。便秘の場合は硬い便を押し出そうとして、下痢の場合は頻繁な排便によって、肛門周囲の血管に負担がかかるのです。この状態が続くと、血管が徐々に拡張し、いぼ痔が大きくなる原因となります。
長時間の座りっぱなし
デスクワークなどで長時間座り続けると、お尻の血流が悪くなります。血流が滞ると、肛門周囲の血管に圧力がかかり、いぼ痔の原因となったり、既存のいぼ痔が悪化したりします。
食物繊維の摂取不足
食物繊維は、腸内環境を整え、スムーズな排便を促す重要な栄養素です。食物繊維の摂取が不足すると、便秘になりやすくなり、結果としていぼ痔のリスクが高まります。
また、便が硬くなることで排便時の負担が増え、既存のいぼ痔を悪化させる可能性もあります。
妊娠や出産によるもの
妊娠中は、子宮の増大により腹部の圧力が高まり、肛門周囲の血管にも負担がかかります。
また、出産時のいきみも、いぼ痔を悪化させる原因のひとつです。さらに、妊娠中のホルモンバランスの変化も、いぼ痔のリスクを高める可能性があります。
アルコールの過剰摂取
アルコールの過剰摂取は、体内の水分バランスを崩し、便秘を引き起こす可能性があります。
また、アルコールには血管を拡張させる作用があります。過剰な摂取が肛門周囲の血管にも影響を与え、いぼ痔の悪化を引き起こすケースも見られます。
大きくなったいぼ痔を放置するとどうなる?
いぼ痔を放置することで、さまざまな問題が起きる可能性があります。ここからは、いぼ痔を放置してしまうことから発生しかねないリスクについて解説します。以下のような状態に陥る前に、医療機関に相談するよう心掛けましょう。
症状が悪化するケースがある
放置したいぼ痔は、時間の経過とともに大きくなる傾向があります。大きくなるにつれて、以下のような症状が悪化する可能性があります。
- 痛みや不快感の増加:いぼ痔が大きくなると、座る、歩く、排便するなどの日常的な動作で痛みや不快感が強くなります。
- 出血の増加:いぼ痔が大きくなると、排便時や拭き取り時に出血しやすくなります。
- 衛生面の問題:大きないぼ痔は、適切な清潔保持を難しくし、感染のリスクを高めます。
合併症を引き起こすケースがある
放置したいぼ痔は、以下のような合併症を引き起こす可能性があります:
- 血栓性外痔核:いぼ痔の中に血栓(血の塊)ができる状態で、激しい痛みを伴います。
- 嵌頓痔核:いぼ痔が肛門の外に脱出したまま戻らなくなる状態で、痛みや出血を伴います。
- 感染:大きくなったいぼ痔は、細菌感染のリスクが高まります。感染すると痛みや腫れが悪化し、発熱などの全身症状を引き起こす可能性もあります。
いぼ痔が自然に治ることはないため治療が必要
いぼ痔が一度形成された場合、自然に完治することはほとんどありません。痛みや出血などの症状が一時的に良くなることはありますが、根本的な解決を図るのであれば適切な治療が必要です。早いうちに治療を開始すれば、症状の悪化や合併症のリスクを低減し、より簡単な治療で改善できる可能性が高まるでしょう。
大きくなったいぼ痔の治療法
大きくなったいぼ痔の治療法は、症状の程度や患者さんの状態によって異なります。主な治療法には以下のようなものがあります。治療法にはそれぞれ特徴があり、適応する症状もさまざまです。どの治療法が最適なのかは、いぼ痔の状態や患者さんの全身状態、生活環境などを考慮しながら医師によって判断されます。
内服薬や外服薬で治す方法
軽度から中等度のいぼ痔の場合、薬物療法が選択されるケースが一般的です。
- 内服薬:主に痛みや炎症を抑える目的で使用されます。代表的なものには、痛み止めや炎症を抑える薬(NSAIDs)や痔核治療薬があります。
- 外用薬:軟膏やクリーム、坐薬などがあり、直接患部に塗布または挿入して使用します。炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。
これらの薬物療法は、症状の緩和には効果的ですが、いぼ痔そのものを完全に消失させられるわけではありません。いぼ痔が大きくなってしまっている場合には、薬物療法と併せて生活習慣の改善や、以下に紹介する専門的な治療法も必要となるでしょう。
注射や手術で治す方法
いぼ痔が大きくなってしまった場合や、薬物療法で改善が見られない場合には、以下のような専門的な治療法が選択肢となります。
ALTA療法(ジオン注射)
ALTA療法は、硬化剤(ジオン)をいぼ痔に直接注射する治療法です。ALTA療法は、局所麻酔で行うため入院の必要がなく、注射後いぼ痔が徐々に縮小して最終的に消失するのが特徴です。
また、痛みが少なく日常生活への影響も最小限で済む上に、再発率が低いという特徴もあります。メリットの多い治療法であると言えますが、全てのいぼ痔に適用できるわけではありません。医師の診断に基づいて適応が判断されます。
結紮切除術
結紮切除術は、いぼ痔を直接切除する手術です。主に大きないぼ痔や他の治療法で改善が見られない場合に選択されます。局所麻酔または全身麻酔で行い、いぼ痔を切除してから傷を縫合します。結紮切除術をおこなった場合、完全にいぼ痔を取り除けるため再発のリスクが低くなりますが、手術後は一定期間安静にしなければなりません。
手術当日はベッドで安静に過ごすことが求められ、翌日からは軽い活動が可能になります。通常は3泊4日から1週間程度の入院が必要で、退院後も2週間程度は安静に過ごします。
輪ゴム結紮術
輪ゴム結紮術は、いぼ痔の根元に小さな輪ゴムをかけて血流を遮断し、いぼ痔を脱落させる治療法です。局所麻酔で行うため入院の必要がなく、痛みが少なく日帰りで受けられるのが特徴です。1〜2週間程度でいぼ痔が自然に脱落します。輪ゴム結紮術は比較的小さないぼ痔に適しています。
PPH法
PPH法は、特殊な器具を用いて肛門管の粘膜を環状に切除・縫合する手術です。この方法は全身麻酔または腰椎麻酔で行い、従来の手術法に比べて痛みが少なく回復が早いのが特徴です。具体的には、手術1~2日で退院が可能で、1週間程度で日常生活に戻れます。
いぼ痔と同時に粘膜脱や直腸脱も治療できますが、適応となる症例が限られるため医師の診断が重要です。
東京23区でいぼ痔の治療ができるクリニックをお探しの方は当院へ
いぼ痔は多くの人が経験する一般的な肛門の病気ですが、放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたすことがあります。慢性的な便秘や下痢、長時間の座りっぱなし、食物繊維の摂取不足などがいぼ痔の主な原因です。特に、妊娠や出産、アルコールの過剰摂取もリスクを高める要因となります。
いぼ痔が大きくなると、痛みや出血、衛生面の問題だけでなく、血栓性外痔核や痔が肛門の外に出て戻らなくなる嵌頓痔核、感染などの合併症を引き起こす可能性があります。いぼ痔は自然に治ることはほとんどないため、早期に適切な治療を受けることが重要です。
治療法には、内服薬や外用薬による薬物療法、ALTA療法(ジオン注射)、結紮切除術、輪ゴム結紮術、PPH法などがあります。どの治療法が最適かは、いぼ痔の状態や患者さんの全身状態、生活環境などを考慮して医師と相談しながら決定することが大切です。
東京23区でいぼ痔の治療をお考えの方は、北千住駅から徒歩2分にある東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院をご利用ください。当院では、最先端の治療法を用い、痛みを最小限に抑えた治療を提供しています。完全個室の診察室をご用意し、プライバシーにも配慮しています。女性医師も在籍しているため、女性の患者さんも安心してご受診いただけます。一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。
電話でのご予約も9〜17時で承っています。
施設紹介
東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>
ホームページ https://www.senju-ge.jp/
電話番号 03-3882-7149
住所 東京都足立区千住3-74 第2白亜ビル1階
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:00~17:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ※ |
※予約検査のみ
※祝日のみ休診
JR北千住駅西口より徒歩2分、つくばエクスプレス北千住駅より徒歩2分、東京メトロ日比谷線北千住駅より徒歩2分、東京メトロ千代田線北千住駅より徒歩2分、東武伊勢崎線北千住駅より徒歩3分
施設紹介
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 千代田区院 >>
ホームページ https://www.akihabara-naishikyo.com/
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住所 東京都千代田区神田佐久間町1-13 チョムチョム秋葉原ビル9階
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:00~17:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ※ |
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