尚視会だより第6号「千住・胃と腸のクリニック駅前移転計画」

こんにちは、尚視会理事長・消化器内科医の原田です。

 2020年7月に開設した「千住・胃と腸のクリニック」はおかげさまで多くの患者様にご来院いただいております。とくに土曜日は、混雑しておりご来院の患者様にご迷惑をおかけしているのが現状です。また、現在のクリニックは北千住駅より徒歩7分とは言えども、ご高齢の患者様には15分や20分かかるという方もいらっしゃるとお聞きしていたため北千住駅近くで利便性の高いテナントを探しておりました。今回、株式会社白亜ビルディング様の第2白亜ビルを借りることができました。

 第2白亜ビルは、JR北千住駅より徒歩2分と非常に利便性の高い場所に位置しておりテナントの敷地は1階で現在のクリニックと比べ1.5倍の広さとなっており皆様に快適にクリニック内でお過ごしいただけると確信しております。

 また、大腸の前処置室は男女別で一人一人に個室、トイレも8室ご用意する予定です。何かとためらいがちな大腸内視鏡検査ですが、快適に検査を受けていただけたらと考えております。

尚視会のこだわり:第6回

大腸内視鏡検査を受ける場合には、大腸の前処置が必要となります。当クリニックでは、いくつかの下剤をご用意していますが、その中で最も洗浄力が高いのが「モビプレップ」という下剤です。この「モビプレップ」を内服していただいたとしても、早い方でも2~3時間程度大腸内をキレイにしていただくのに時間がかかります。そのためある一定の時間椅子に座った状態で下剤を飲み続けなければなりません。

 千住・胃と腸のクリニックの移転先では、快適にお過ごしいただけるようにマルニ木工さんの椅子「Hiroshima」を導入することとしました。「Hiroshima」はアップル社の本社でも導入されているデザイナーの深澤氏がマルニ木工と共同で作成したものです。座り心地は非常に良いです。

 移転後の大腸前処置ではさらに快適にお過ごしいただけると思います。

 

編集後記

                   シャンプー中のこてつ君

3月となり春に近づき暖かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?我が愛犬のこてつ君も毎日窓際で日向ぼっこをしています。

 新型コロナ感染症は若干落ち着いてきつつありますが、世の中はウクライナ問題などもあり社会の情勢がやや不確かなものとなってきつつあります。このような情勢でも私たち医療従事者は今できることを粛々と行っていくことが大事であるのではないかと考え日々を過ごしております。

 さて、今回は千住・胃と腸のクリニックの移転について皆様にお伝えすることができました。現在のクリニックの場所では約2年という短期間での移転ということとなりましたが、皆様により快適に院内で過ごしていただきたいという気持ちで移転を決めました。とくに千住の早坂院長の強い希望もあり今回の移転が実現しました。

 移転後の千住・胃と腸のクリニックは、クリニック名が変更となり「東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院」と非常に長ったらしい名前となりすが、「千住・内視鏡クリニック」などと略していただけますと幸いです。

 移転後は、内視鏡検査室3室・エコー検査室1室・大腸前処置個室12室、トイレ8室という都内でも最大級の内視鏡専門クリニックとなります。大腸前処置室およびトイレは完全に男女別となっており時代に合わせた設計となっています。

 さらに快適に院内でお過ごしいただけるように様々な工夫を導入いたします。大腸内視鏡検査は半日、人によっては丸1日かかる検査ですので、皆様が最大限満足できるようなクリニックにしていきたいと考えております。

    尚視会・理事長

        原田 英明  

尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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