胆嚢ポリープとは
胆嚢ポリープとは、胆嚢内の壁にできる隆起性のものでほとんどは無症状・良性の病変です。健診やドックなどの腹部エコー検査で偶然見つかることがほとんどです。
胆嚢ポリープのほとんどは良性のコレステロールポリープで、その他に炎症性ポリープや過形成性ポリープなどがあります。また、胆嚢がんの中にはポリープ状の形を呈するものがありますのでポリープが大きいもの(10mmを超えてくるもの)や形が崩れているものに関しては慎重な対応が必要となります。
検査は、エコー検査・CT検査・MRI検査などの画像検査が一般的です。より精密な検査としては、超音波内視鏡検査(EUS)があります。検診や人間ドックなどで胆嚢ポリープと診断され精密検査をご希望の方は、一度専門外来でご相談ください。
胆嚢ポリープ(矢印)