自己免疫性膵炎(Autoimmune pancreatitis)

自己免疫性膵炎

自己免疫性膵炎とは:自己免疫性膵炎は、自己の免疫異常により生ずる免疫性の膵炎の病気です。自己免疫性膵炎は、慢性の経過をとりゆっくりと進行し黄疸・糖尿病・体重減少などの症状を呈します。エコー検査やMRI検査などの画像検査では、膵臓が腫れた状態のソーセージ様の特徴的な形が認められます。自己免疫性膵炎で問題となるのは、膵癌との鑑別です。膵癌と見分けるため、組織検査が必要となるため超音波内視鏡下の組織検査が行われます。治療としては、ステロイド剤を用います。

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